「とりあえず、全員集合!!~コロナに負けるな、繋がりまくれ~」参加レポート

レポート 研修受託事業

9月13日に、つながろうプロジェクト実行委員会による「とりあえず、全員集合!!~コロナに負けるな、繋がりまくれ~」に参加をさせて頂きました。


つながろうプロジェクトは、福祉事業に携わる人材の確保・育成を図ることをテーマに進めています。富士市社会福祉協議会をはじめ、多くの福祉事業所のご理解とご協力により、少しずつですが確実に成長を遂げていると実感しています。僭越ながら私はアドバイザーという立場で2019年度から参画させて頂いております。

つながろうプロジェクトは、全て実行委員会によるオリジナル事業となります。今回は、入社3~5年目の職員に限定したワークショップを実施しました。20名近い若手の職員が集まり、福祉の仕事のやりがいや悩み、ストレス発散法等について、ざっくばらんに話し合っていました。

私が特に印象に残ったのは、参加者の動機でした。

  • 新たに事業所を始めた。一生懸命頑張る人達との繋がりがほしかった。
  • 日常の業務だけでは少し物足りなさを感じるようになっていた。そんな時に上司がプロジェクトを紹介してくれた。
  • 尊敬する先輩から声をかけてもらい参加してみようと思った。


それぞれに参加した動機は異なりますが、共通していることがあります。それは、参加までの低くはないハードルを越えて、参加するだけの動機があったという点です。何となく参加した方は誰もいません。さらに、つながろうプロジェクトは、設営側である実行委員も自ら望んで参加しているメンバーばかりになります。


私はつながろうプロジェクトのように、一人ひとりが自分の意思で参加している場が好きです。それは、心と心とが繋がり、新しい未来が拓ける可能性を感じるからだと思います。これまでの経験から、このような気持ちになるためには、ただ人が集まるだけでは湧いてこないことが分かってきました。いくつかの条件があるのだと思います。この条件を明確に意識して、事業を企画していくことを大切にしています。

私が考えるこの条件については、またの機会に紹介をさせて頂こうと思います。
地域の福祉を担う若い職員が集い、繋がり、学び合う理想のサードプレイスづくりを、微力ながらサポートしてまいります。

大道 和哉