キャリコン養成講座 静岡対面講座レポート

コラム キャリア支援

キャリアドライブ様とパートナー契約を締結し、国家資格キャリアコンサルタント養成講座の事務局業務のサポートをさせて頂いております。
今年4月から水曜クラス、静岡土曜クラス、日曜クラスの3クラスがスタート。日本全国から46名の皆様に受講頂いております。私どもも講座サポート業務を通して、共に学ばせて頂いております。

13回の講座はコロナ禍ということもあり、基本(11回)はオンラインで実施しています。
2回だけはカウンセリングのスキルを確実に理解し、実技演習を重ねるために対面で講座をする計画になっており、昨日と今日とで富士山こどもの国にて静岡土曜クラスの対面講座を実施しています。
大自然の中、人とリアルに会うことの喜びを感じながら、大変良い雰囲気で講座は進行しています。
(水曜クラス、日曜クラスは緊急事態宣言の発令に伴い、オンライン講座に変更)

先日、養成講座の質の向上を目的に開催する「養成講座運営委員会」に参加させて頂き、法政大学の藤村教授と坂爪教授より御意見を賜る機会がありました。
私どもキャリアドライブ キャリア支援部ではブランド・コンセプトづくりに取り組んでおり、その案を説明させて頂いたところ大変意義深いコメントを頂きましたので紹介致します。

■藤村教授
同窓会等に行くとあの人変わったなと思うことがあります。人は絶えず変化しており、自分が意識しなくても変わってしまう生き物です。しかし、反対に意識して変わっていくこともできます。私はどうせ変わってしまうのであれば、「人間は変わる、変われる、変えられる」という言葉で表現し、主体的に変わることをお勧めしています。しかし、人は決して強くはありません。だからこそ、迷っている人が主体的に変わっていけるようにお手伝いをする役割が求められているのです。キャリアコンサルタントはとても意義深い仕事です。

■坂爪教授
地域の中にこそキャリアのリソースは広がっています。足下にあるリソースを示し、それらを繋げていく。その役割を果たすことがキャリアコンサルタントに求められているのだと考えています。また、ブランド・コンセプトのようなものは、関係者以外の皆様には理解しにくいことが多い。そこで、そのブランド・コンセプトに沿った具体的な事例を創り、表現することができたら素晴らしい。その取組がお手本になることで、自然と他社が真似できない、ブランド化がされていくと思います。

キャリアドライブ キャリア支援事業部は、思いのあるメンバーが集まりつつあります。
メンバーの皆様と力を合わせて精一杯努力し、ブランド・コンセプトを育てていきたいと思います。