常葉大学浜松キャンパスサッカー部 第1回キャリア研修会実施レポート
8月23日(月)に常葉大学浜松キャンパスサッカー部 第1回キャリア研修会を実施致しました。
本研修会は、学生の皆様に「物事の原理原則を理解し、生きること・仕事をすることについて真剣に考えること」を目的に、2カ月に1回ずつ開催させて頂きます。
今回の研修はコロナ禍の現状を踏まえて、オンライン開催とし、1,2年生の部、3,4年生の部の2回に分け、合計72名の学生に参加頂きました。
記念すべき1回目の研修会は「これからの社会に求められる人材とは」をテーマに弊社代表の大道和哉が担当講師をさせて頂きました。
研修内容は3つの質問に回答する形で進行致しました。
全ての回答をご紹介すると長くなってしまいますので、今回は②の質問への回答のみご紹介させて頂きます。
②どんな人材を目指すべきなの?
→自律した人を目指そう。
次に家族や仲間の事を、自分と同じように大切に考えよう。
(理由)
今後の日本と世界の人口を比較しますと、世界の人口は増加しますが、日本の人口は減少します。さらに超高齢化を迎え日本が経済的成長を遂げるためには、量(人口)では勝負できないため、質(生産性)で挑むことになります。
質で挑んでいく取組として、日本では現在働き方改革を実施しています。働き方改革は働く時間を制限し、プライベート時間を確保する。ワークライフバランスを充実させることが目的だと思っている方もいらっしゃると思います。しかし、本来の目的はあくまで生産性の向上です。
部活動に例えますと「あまり部活の練習を頑張り過ぎるのはやめよう」は不正解です。「もっと目的を達成するためには効果的・効率的な練習方法を考え、実践しよう!」が正解となります。
そして、生産性向上のためには自ら考えて行動できる自律型人材が欠かせません。理由は生産性を高めるには、これまで以上に創意工夫が必要となります。他律型人材(他人にコントロールされている・してもらっている)の方は主体性が乏しく、創意工夫が生まれにくいのです。
また、科学技術の進展により、なりたい職業や入りたい企業は10年後なくなってしまっているかもしれません。従って、職業や企業に固執せずに、まずは自律型の人材を目指すこと。そうすれば家族や仲間の事を、自分と同じように大切に考えることができると回答させて頂きました。
サッカーでも社会人でも、物事の原理原則は変わらないと思います。まずは原理原則を正しく理解すること。そして少しずつ考え方、行動を変化させていくこと。
偉大な成果も一歩一歩の積み重ねです。次回も目的を踏まえた有意義な研修会を企画できるよう精進致します。
最後になりますが、参加して下さった学生の皆様、学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
キャリアアドバイザー 大道桂三
常葉大学浜松キャンパスサッカー部様とは4月からサッカー学生・応援プロジェクトのパートナー契約を結んでおります。
サッカー学生・応援プロジェクトの内容は以下のリンクよりご覧ください。
https://road-consulting.jp/service/sports-student-support-pj/