新入社員の論語勉強記!最終回 自己決定をするから思いが芽生える
大道桂三です。
新入社員として良き習慣を身につけるために論語を学んでいます。これまで19回「新入社員の論語勉強記!」を投稿しておりましたが、今回の投稿をもって論語勉強記を終了させて頂く決断を致しました。
終了する決断に至った理由
論語は学んだことを実践してこそ本当の意味がある、実践哲学です。論語を学び1年経過しますが、正直学んだことを実践できているかというと、胸を張ってできているとは到底言えません。実践できていない状況で論語勉強記を投稿することは、論語の学びと行動が伴っていないと強く感じ、今回論語勉強記を終了させて頂くことに致しました。
これまで論語を学んできて
論語では仁(思いやりの心)が一番大切であると孔子はおっしゃっています。
仁を持った行動をできるよう日々生活していますが、先ほど述べさせて頂いた通り、仁を持った行動が実践できておりません。私自身、仁が大切であることもわかっているし、決して努力を怠っている訳でもないと思います。ではなぜ仁を持った行動ができないのか。その理由がようやくわかりました。それは「自己決定」していないこと。1つ1つの行動を自己決定せず、受け身で指示されたことをやっているため、行動に思いが出てこず、ただこなすだけとなる。だから失敗をしても悔しいと思わなかったり、もっとこうすれば良いといった思考にならず、結果仁を持った行動になりません。
論語で学んだことを実践するには自己決定すること。これが学びを実践するスタート地点であると私は思いました。
論語の勉強は今後も継続して行い、良き習慣を身に付けるよう精進してまいります。
最後となりますが、今回まで大変未熟な内容であったにも関わらず「新入社員の論語勉強記!」をお読み頂いた皆様に感謝申し上げます。