新入社員の論語勉強記 第4回
大道桂三です。
新入社員として良き習慣を身につけるために論語を学んでいます。毎週、1章句ずつご紹介させて頂きます。
論語とは、孔子とお弟子さんとのやりとりをまとめた本で、儒教を代表する経典になります。
日本では江戸時代の寺子屋や藩校などで一番盛んに読まれていたといわれており、若い人を育てるときの教科書となっていたそうです。優しい気持ちや慮り、あるいは努力する心、言い訳しない潔さ、人との距離のはかり方など、日本人らしさともいえる考え方のもととなるものがたくさんあります。
未熟極まりない文章ではございますが、最後までお読み頂けましたら幸いです。
■章句
子曰わく、人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり。
■訳
先生はおっしゃった。
「人が理解してくれないと悩むのではなく、自分が人の事を理解できないことを悩むべきだ。」
という意味の章句です。
■感想
私はこれまでの人生、決して仲間に迷惑をかけたいと思っているわけではないが、認められたい、私は頑張っていることを主張する行動を取ることで、結果的に仲間に迷惑をかけてしまっていると章句を読み感じました。
つまり、結果の原因は私自身の考え方・行動にあります。
今回の章句の学びから、今までの自分が良いだろうと思っていた考え方・行動を正していくことが学びを活かすことだと思います。
私は時間や心の余裕がなくなると、甘えや怠け心が現れ、結果的に仲間に迷惑をかけてしまうと感じました。まずは時間・心に余裕を持つために以下2つの行動を習慣付けることにいたします。
① より丁寧に仕事をすること。
② より計画的に時事をすること。
凄く当たり前のことですが、私の第一歩は現在の私自身の考え方・行動を悪いと認めること。
そこからがスタートだと思います。
掲げた2つの行動を習慣付け、丁寧に一生懸命行動する。それが結果的に周囲の人への信頼・評価に繋がると思います。
今回の章句を自分自身の戒めとして心に刻み、与えられた仕事に丁寧に一生懸命取り組んでまいります。