原理原則を大切にする

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最近は「物事の原理原則」を学びの中心にしています。ようやく人間が学び続けることの真の意味が分かってきたように思います。ある程度は仕事を行う上で浅く広い知識のインプットも行っていますが、時間は限られていますので、私は物事の道理を深く追求し、実践に生かせる学びに重きを置いています。

では原理原則とは何か?というと、私は「物事(万物)の本質に適った考え方・生き方」であると理解しています。原理原則ですから例外はありません。厳しい表現かもしれませんが、自分が考えて実践した通りに仕事・人生の結果は表れてきます。仏教の世界ではこれを因果応報として昔から人々に伝えています。

どうしたら社員と心を通わせて信頼し合いながら働くことができるのか。どうやったら会社が正しく成長発展できるのか。これらの問題はあらゆる要因が絡み合っており、一見複雑で解決は難しいように思います。しかし、世の中で起こっている全ての現象は原理原則で成り立っていると考えて、複雑に見える問題を一つひとつ丁寧にひも解いていくと、非常にシンプルな答え(解決方法)を見つけることができると信じています。
解決方法を見つけることができたならば、次は勇気を持って実践できるかどうかということになります。これも簡単なことではありませんから、日頃からトレーニングをしておかなくてはならないと考えています。

誠に勝手ではありますが、私は上記の考え方に基づき、御指導頂く先生を3人に決めて学んでいます。それは、釈迦(仏教)、孔子(儒教/論語)、稲盛和夫さん(京セラフィロソフィ、稲盛会計学)です。
仏教と論語からは、人間はどんな性質を持つ動物なのか、如何に現世を生きるべきか、、真の幸せとは何か、自分の言動を戒めるポイントと理由等、2,500年以上変わることのない原理原則を学ばせて頂いています。

そして、稲盛和夫さんからは、その原理原則を現代に落とし込み、一人の人間として・経営者として実践するための哲学(フィロソフィ)と具体的な取組事例を学ばせて頂いています。

Roadコンサルティングと社労士オフィスろーどの従業員は合計で4人です。たった4人、されど4人。私にとっては人生を共にする誰一人かけてはならない同志です。ですから、4人全員で1年程前から原理原則を学ぶためのフィロソフィ勉強会を月に2回続けています。今年中にRoadグループのフィロソフィをつくりあげます。未熟極まりないフィロソフィになるかとは思いますが、これから迎えていく新しい従業員にも大切にして頂けるよう、フィロソフィに魂を吹き込むような仕事ができるよう精進致します。

代表 大道和哉