「静岡を知るには静岡新聞を活用しないと損~新聞活用術~」研修会レポート

レポート 研修受託事業

社労士オフィスろーどの塩川です。
2025年3月6日(木)「静岡を知るには静岡新聞を知らないと損~新聞活用術~」の研修会に参加させていただきました。
静岡新聞社 柳澤亜弓講師より、75分に渡り有意義なお話を聞かせていただきました。

本研修会は、静岡新聞社様が「新聞」を活用することによって、現代にあふれる様々な情報を適切に取捨選択できることを目的に開催されています。
現代ではスマートフォンの普及に伴い、新聞からの情報を得る機会が減り、新聞がどのような情報を発信しているのか。また具体的にどのように新聞を読み、活用することができるのかを勉強させていただきました。

今回の研修会は株式会社中野 中野新聞補様より11名、株式会社アドライン様より5名、弊社(社労士オフィスろーど)より5名、計21名が受講いたしました。

本研修会で得た新聞の活用術や当日の様子についてご報告させていただきます。

新聞の活用術・読み方

私は以下2つのポイントが特に印象に残りました。

  1. 新聞の強み
  2. スキマ時間で新聞を正しく正確に読む方法

①新聞の強みについて

新聞はネットニュースなどのインターネットと比べ、作成や発信までの時間がかかります。その反面、静岡新聞社様では1つの新聞を作成するまでに22の支局、計200名の記者が情報を集め、さまざまなチェックを経て、新聞が発行されるそうです。

現代社会では、ネットニュースにある無数の情報に惑わされることがあります。新聞の場合、新聞が作成される背景からも、正確な情報を得ることが出来ることを学びました。

②スキマ時間で新聞を正しく正確に読む方法について

新聞をすべて読むには時間がかかってしまいます。柳澤講師より、1日5分で自分の欲しい情報を得ることができる、新聞の読み方を教えていただきました。

■1日5分で新聞を読むポイント

  1. 一番伝えたいニュースは1ページ目にまとめられている。
  2. 見出しと写真に目を通すことにより、その記事がどのジャンルの記事かを判断することが出来る。
  3. 気になった記事は最初の3行(リード文)を読むことにより、その記事が何を伝えている記事なのかを読み取ることが出来る。

上記のポイントを意識して読むことにより、短い時間で自分が欲しい情報を得ることができます。

グループワーク

グループワークでは4つのグループに分かれ、「新聞で自分の好きを見つける・知る」を目的に、実際に5分間静岡新聞の朝刊を読み、意見交換を行いました。

意見交換では「自分自身の生活や身の回りに関係するニュース」、「仕事で普段から意識していることに関するニュース」など、記事の選択基準が人によって様々でした。

また「5分間という短い時間の中でも、自分が興味関心のある情報を得ることが出来ました」と、5分間で新聞を読み、情報が得られることを実感された方が多くいらっしゃいました。

研修会に参加をして感じたこと

今回の研修会を通し、2点印象に残ったことがあります。

1点目は「新聞には幅広い情報が掲載されていること」です。
私はこの研修会前は手軽にすぐ情報が得られるため、ネットニュースばかり見ていました。ネットニュースは、AIの発達により私が関心のある情報を自動で選択されるため、得られる情報に偏りが出てしまいます。

新聞の場合、新聞社様がお伝えしたい情報をジャンルに分けて、バランス良く発信されます。ネットニュースでは、中々得ることができない情報を、新聞を読むことで得ることができます。また5分間で新聞が読める方法も教えていただき、新聞を読むハードルも低くなりましたので、今後は新聞を読むことにもチャレンジし、バランス良く情報を得るように努めていきたいと感じました。

2点目は「新聞がネットニュースに比べて、正確な情報を掲載されていること」です。
新聞の場合、新聞社様の記者が情報を収集し、情報に関するチェックを通して、新聞が発行されます。ネットニュースの場合、発信される情報の背景が不透明なため、正しい情報ではない可能性があります。万が一誤った情報を得てしまうと、日常生活のコミュニケーションで、相手とコミュニケーションエラーや認識のズレにつながり、信頼関係を築くことが難しくなるリスクがあると感じました。

インターネットを使用するのが日常化され、最近ではAIの発達により、多くの情報が手軽に入手することができます。しかし、最終的には情報を受け取る人が、正しく情報を取ることが重要であると思います。

今回は新聞の強みや、新聞の読み方について勉強させていただきました。まずは研修会で学んだ1日5分間の新聞を読むことから実践に移していきます。

最後になりますが、講師を務めていただきました柳澤亜弓様、共に研修を受講してくださいました株式会社中野様、株式会社アドライン様に心より感謝申し上げます。

塩川 好輝