ワークライフバランスセミナーから学んだ3つのこと
令和6年10月4日にロゼシアターで行われた、富士市役所主催の「半歩で未来が変わる!業績アップのためのワークライフバランスセミナー~誰もが働き続けられる職場づくりの秘訣~」に参加しました。
ワークライフバランスセミナーでは、株式会社ワークライフバランス代表取締役の小室淑恵様と当社代表の大道和哉が登壇され、テーマに沿ったお話を聞くことが出来ました。
当社代表の「離職のない思いやりのある職場づくり」を聞いて学ぶことができた3つのことについてご紹介させていただきます。
①働き方改革が目指すのは労働生産性の向上
私は働き方改革と聞くと、残業が多く、年間休日が少ないのはあまり良くなく、反対に残業時間を減らす、休日を増やす、有給休暇消化率100%などを目指し、プライベートをどれだけ充実させることができるのかを求めることが、働き方改革だと考えておりました。
しかしこの認識は全部が間違っているわけではないですが、表面的に捉えてしまっており、本質を見失っているということに気が付きました。
少子高齢化が深刻化している日本の本来の働き方改革が目指すものは、一人ひとりの働く価値を「量」から「質」へと移行させて、「労働生産性」を高めることが目的であることを学びました。
そして、量から質へと移行させて生産性を高めるための取り組みとして、目的・目標を明確にするという話が印象に残りました。早速取り入れてみようと思います。
②多様な人材と協力しあうこと
①で説明した日本が目指す働き方改革は、一人ひとりの働く価値を「量」から「質」へと移行させることが必要だと学びました。
とはいえ1人が生み出せる価値には限度があり、1人が質を高めて今までの1.5倍の仕事をしても、2人が1ずつ頑張れば「2」となるため、後者の方が業務は進み、価値は高くなると思います。
そこで重要になってくるのが、「フルタイムで働ける人」以外の人に注目し、その方達と協力し合うことだということを学びました。
例えば、育児と両立しなければない主婦や、定年退職をされて短時間で働くことを希望されている方などと協力することがとても重要であるということです。
多様な方々と協力する上では、柔軟なワークルールや工夫が必要になります。
その観点では、それぞれの一日のスケジュールをクラウド上で共有するという取組が大切になるということが印象に残り、大切だと感じました。
私も多様な働き方を受け入れ、一緒に働く仲間を大事にして、共に会社や地域をより良くしていきたいと思いました。
目的・目標を明確にして、ブレないこと
セミナーの中では非常に参考になる具体的な取組を知ることができました。
しかし、ただ方法だけを真似てやっていても継続ができない、またはかえって非効率になっている、私自身そのような経験を沢山していたことに気づきました。
重要なのは方法ではなく、目的・目標を明確にして、ブレないこと。
目的・目標を明確にできれば、自分の行動、取り組みを明確にできたり、判断に迷ったときは立ちかえることができます。
さらに目的・目標に共感してくれる人がいれば、より大きな成果を生み出せるのではないかと感じました。
自分の人生に目的・目標を持ち、自分だけでなく誰かの人生を豊かにできる人間になれるよう頑張りたいと思いました。
おわりに
セミナーに参加して、20代前半の私にとってこれからの時代を働く上でさまざまな学びを得ることができました。
今の時代は有益な情報がすぐに得られる時代となりましたが、実践、行動をしなければ、自分の身にならないと日々痛感してしております。
今回のセミナーで学んだことを日々実践し、そこから新たな学びを得られるよう、日々精進してまいります。
川名 天翔